はり【針/鍼】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一針 (ひとはり) 、一刺し (ひとさし) 、一番(いちばん)、一匹 (いっぴき)

解説

運針は「ひと針」「ふた針」、針で刺す回数は「ひと刺し」「ふた刺し」で数えます。「番」は針の太さを表す単位です。縫い針50本で「1匹 (いっぴき) (疋)」といいます。

意味

(布帛などを縫うのに用いる具。鋼鉄でまるく細長くつくり、一端は鋭くとがり、他端に糸を貫き通す穴がある。古くは、骨や角などを用いて製した。また、穴のない、布を刺留めるのに用いる留針、待針(まちばり)もある。

*万葉集〔8C後〕一八・四一二八「草枕旅の翁と思ほして波里(ハリ)そ賜へる縫はむ物もが〈大伴池主〉」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕六「針 陸詞切韻言鍼〈深反 字亦作針 波利〉縫衣具也」
*枕草子〔10C終〕九五・ねたきもの「かしこう縫ひつと思ふに、はりをひき抜きつれば、はやくしりを結ばざりけり」
*名語記〔1275〕五「針をみせず、こめて、ぬへばなり」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Fari (ハリ)〈訳〉針、鍼」

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