はりこ【張り子/張籠】

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数え方(読み方)・単位

一張 (ひとはり) 、一個(いっこ)、一体 (いったい)

解説

「張り」は提灯 (ちょうちん) など、紙を張って作ったものを数える語です。人や動物をかたどったものは「体」で数えます。

意味

①木型に紙を重ね張って作り、乾いてから型を抜き取ったもの。また、竹や木組の上に紙を張り重ねて作ったもの。はりぬき。
*禁秘鈔〔1221〕上「高倉院御時、張児為主上。不吉事」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕残・六八回「紙皮(ハリコ)して仮山を作りて」
 
②男女が髪を調える際に髷(まげ)の下地に用いる小物。
*滑稽本・戯場粋言幕の外〔1806〕上「張籠(ハリコ)の一番が癈って張紙で、やぼに小さく結ふやつが当世だ」
*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕二・上「髱挿だの張籠(ハリコ)だのと調法なことになりました」
 
③外見は強そうだが実は弱いもの、虚勢を張るものをののしっていう語。
 
④張形をいう。

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