はし【橋】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一基 (いっき) 、一橋 (いっきょう)

解説

河川に架けられた橋を数える場合は「本」、建造物として橋を数える場合は「基」を用います。

意味

①主として水流や谷に、また他の交通路の上に架設して、通路などとするもの。橋梁。

*日本書紀〔720〕皇極二年二月(図書寮本訓)「大臣の橋(ハシ)を渡る時を伺候(うかかひ)て争で神語の入微(たへなる)説(ことは)を陳(まう)す」
*新訳華厳経音義私記〔794〕「橋梁、上波之(ハシ)、下宇都波利」
*伊勢物語〔10C前〕九「水ゆく河の蜘蛛手なれば、はしを八つわたせるによりてなむ八橋といひける」
*枕草子〔10C終〕六四・橋は「はしは、あさむづのはし。長柄のはし。天彦のはし」
*太平記〔14C後〕一九・青野原軍事「宇治、勢多の橋(ハシ)を引て、御支(ささへ)あらんずらん」
 
②殿舎をつなぐ、(1)状の渡殿。橋廊。
*枕草子〔10C終〕一四二・なほめでたきこと「はしの板を踏み鳴らして、声あはせて舞ふほどもいとをかしきに、水の流るる音、笛の声などあひたるは、まことに神もめでたしとおぼすらむかし」
*紫式部日記〔1010頃か〕寛弘五年八月二〇日「はしの上、対(たい)の簀子(すのこ)などに、みなうたた寝をしつつ」
 
③宮中の清涼殿から紫宸殿に通ずる渡り廊下。長橋(ながはし)。
*後二条師通記‐永保三年〔1083〕正月二日「雪降、拝間天晴、如常率馬、右大臣橋下拝一度」

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