はしご/ハシゴ【梯子/階子】

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数え方(読み方)・単位

一台(いちだい)、一本(いっぽん)、一挺 (いっちょう)、一丁(いっちょう)

解説

高い所へ上がるための木製・金属製のはしごは「台」「本」、縄ばしごは「本」で数えます。道具として数える場合は「挺(丁)」も用います。

一夜に連続して飲み屋を飲み歩く場合は立ち寄った店を「軒」で数えます。

意味

①高い所に登るために、寄せかけるなどして用いる道具。二本の長い材に幾条もの横木をつけて足掛りとしたもの。のぼりばしご。
*俳諧・玉海集〔1656〕三・秋「槇の木は霧たちのぼるはしこ哉〈安永〉」
*書言字考節用集〔1717〕七「梯 ハシゴ」
*浄瑠璃・博多小女郎波枕〔1718〕長者経「水なき井戸ははしごの入れ物」
*尋常小学読本〔1887〕〈文部省〉五「高き木の上に、小屋を作り、階子にて昇り降りし」
 
②階段。だんばしご。きざはし。階(かい)。
*俳諧・犬子集〔1633〕五・月「横雲は月さしのぼるはしご哉〈正信〉」
*当世書生気質〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉三「二階の階子(ハシゴ)荒々しく、走りあがりて」
 
③ある目標に到達する過程。また、物事が次第に変化発展する一つ一つの過程。段階。
*翁問答〔1650〕下・本「十三経のとりいりのはしごになるべき名儒の書」
*社会百面相〔1902〕〈内田魯庵〉老俗吏「何の商売でも階子(ハシゴ)があって沙彌から長老といふわけに行かん」

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