はたざお【旗竿】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

⇒はた(旗)

意味

①旗をつける竿。
*平家物語〔13C前〕二・教訓状「旗ざほ共ひきそばめひきそばめ馬の腹帯をかため」
*太平記〔14C後〕一一・筑紫合戦事「蝉本白くしたる青竹の旗竿(ハタザホ)あり」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕残・六五回「忽然として白鳩両翼、旗竿(ハタサヲ)の上に翔(まひ)とどまり」
 
②アブラナ科の越年草。北半球の温帯に広く分布し、各地の山野・砂地にはえる。高さ〇・五〜一メートル。根生葉は倒披針形で放射状につき、縁は歯牙状。茎葉は披針形、または長楕円形で基部は切れ込み、茎を抱く。春から夏にかけ、茎頂の総状花序にごく小さな白い四弁花が次々と咲く。果実は長さ四〜六センチメートルの線形で花軸に沿って直立する。漢名、南芥菜。学名はArabis glabra
*物品識名〔1809〕「ハタザホ 南芥菜」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ハタザホ 南芥菜」

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