バイオリン【violin】

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数え方(読み方)・単位

一挺 (いっちょう)、一丁(いっちょう)、一本(いっぽん)、一つ(ひとつ)

解説

バイオリンは弓で弾く楽器のため、弓を数える「挺(丁)」を用いて数えます。オーケストラの中のバイオリン(奏者)は「本」で数えます。バイオリンだけで演奏することを「バイオリン1本で演奏する」ということがあります。演奏の中で登場するバイオリンの数は「つ」でも数えられます。例:「3つのバイオリンのための協奏曲」
⇒がっき(楽器)

意味

バイオリン属の弦楽器の一種。全長約六〇センチメートル。鋼鉄弦のE線、腸弦のA線、針金を巻いた腸弦のD線およびG線の四弦がある。すいた馬の尾毛を張った弓で演奏する。提琴。ビオロン。
 
*三人妻〔1892〕〈尾崎紅葉〉後・二「道化女に装(つく)りたる侶(つれ)にいおりんを弾かせ」
*湯女〔1898〕〈内田魯庵〉「月夜ヰオリンを担いで渓河の水の音に調を合せる毛唐の風流や」
*東京風俗志〔1899〜1902〕〈平出鏗二郎〉下・一〇・洋楽「東西の音楽を折衷して奨励せしより、漸く世に行はれ、洋琴(ピアノ)、風琴(オルガン)、ヴァイオリン等の楽器輸入し来り」
*黒潮〔1902〜05〕〈徳富蘆花〉一・一・三「匈牙利人コマロッフ氏のリンを一曲奏すると云ふ事」
*それから〔1909〕〈夏目漱石〉三「イオリンの稽古に行く」
*入江のほとり〔1915〕〈正宗白鳥〉二「最初ヴァヰオリンを習って音楽家になりたいと云ったのを聞いてやらないんだから」

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