へら/ヘラ【箆】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)、一本(いっぽん)

解説

意味

①竹・木・金属または象牙を細長く平たくし、先のへりをややとがらせたもの。折り目や印をつけたり、物を練ったり塗ったり、その他いろいろに用いる。
*正倉院文書‐天平六年〔734〕出雲国計会帳(寧楽遺文)「廿九日符壱道〈応運箆并礪状〉以十二月八日到国」
*南海寄帰内法伝平安後期点〔1050頃〕「別に銅鉄を用ゐて、舌を刮(か)く(ヘラ)に作るべし」
*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉三「鷺に似て嘴扁く、箆の如きを箆鷺といふ」
 
②「へらがたな(篦刀)」の略。
*書言字考節用集〔1717〕七「胞刀 ヘラ 産室所〓用。事見〕」
*随筆・貞丈雑記〔1784頃〕一「臍帯をつぐ竹刀をへらといふはあやまり也。まさしく小刀の形を竹にて作りたる物なれば竹刀といふべし」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)