数え方(読み方)・単位
一台(いちだい)、一基 (いっき)
解説
持ち運びのできる小型のヒーターは「台」で数えます。据えて使う大型のものは「基」でも数えます。
意味
①暖房器具。暖房装置。《季・冬》
*風俗画報‐二三九号〔1901〕客室「室毎に蒸気を通じて暖を取らしむべく、暖炉(ヒーター)を据え付あれば」
*風立ちぬ〔1936〜38〕〈堀辰雄〉冬「私は病人の枕もとで、ヒイタアに足を載せながら」
②炊事などに用いるこんろ。特に、ニクロム線を用いた電熱器をいう。電気こんろ。
*合本俘虜記〔1952〕〈大岡昇平〉生きてゐる俘虜「ガソリンのヒーターで湯を沸かしてゐる」