数え方(読み方)・単位
一本(いっぽん)
解説
広く傘(かさ)について、和傘は「張り」でも数えます。折りたたみ傘は「本」で数えます。 →パラソル
⇒かさ(傘)
意味
さしがさの一種。紙または絹などを張り、日射をさえぎるのに用いるもの。日照傘。《季・夏》
*観智院本類聚名義抄〔1241〕「傘 キヌカサ ヒカサ」
*多聞院日記‐天正七年〔1579〕三月二〇日「七尺笠一本・六尺二本・やとの日笠一本、合四本」
*俳諧・寛政紀行〔1795〕「山うどの山出て市は日傘哉」
*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕四・上「向側を通る日傘(ヒガサ)を見なせへ」
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉六「暑いと其上へ日傘をかぶる」