ひも/ヒモ【紐】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一筋 (ひとすじ) 、一条 (いちじょう) 、一束 (ひとたば) 、一巻き (ひとまき)

解説

ひもをまとめたものは「束」「巻き」などで数えます。

意味

①物を結んだり束ねたりする、縄状のもの。ふつう、糸より太く、帯・綱より細いものをいう。布製・革製・紙製・麻製など、種々ある。ひぼ。
*日本書紀〔720〕允恭八年二月・歌謡「ささら形 錦の臂毛(ヒモ)を 解き放けて あまたは寝ずに ただ一夜のみ」
*万葉集〔8C後〕一四・三四二六「会津嶺の 国をさ遠み 逢はなはば 偲ひにせもと 比毛(ヒモ)結ばさね〈東歌・陸奥〉」
*源氏物語〔1001〜14頃〕帚木「直衣ばかりを、しどけなく著なし給ひて、ひもなどもうち捨てて」
 
②水商売の女や娼婦などに金銭をみつがせている情夫。
*日本橋〔1914〕〈泉鏡花〉一一「やけでお若は浮気をする。紐がつく、蔦が搦む」
*縮図〔1941〕〈徳田秋声〉時の流れ・八「松島といふ紐ともいへぬ紐がついてゐて」
 
③かげで操り、支配するもの。また、その条件となるもの。→紐付き。
 
④にせの通貨を使って詐欺をする詐欺師の共犯者をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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