ひのし【火熨斗】

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数え方(読み方)・単位

一挺 (いっちょう)、一丁(いっちょう)

解説

金属製の器に炭を入れて使うアイロンのことで「挺(丁)」で数えます。
⇒アイロン

意味

衣類の皺(しわ)を除く道具。底の平らな焼物の容器に木の柄をつけたもの。炭火や燠(おき)を入れて使う。金属製のものもある。今のアイロンに相当する。のし。
 
*仮名草子・尤双紙〔1632〕上・三六「のぶる物の品々〈略〉小袖をぬいては、はりめのしはを、ひのしを以てのぶる」
*俳諧・犬子集〔1633〕六・氷「水のあやにひのしをかくる氷かな〈氏重〉」
*明暗〔1916〕〈夏目漱石〉二五「膝の上に載せた紅絹の片へ軽い火熨斗(ヒノシ)を当ててゐた」

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