ひょうしぎ【拍子木】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一組 (ひとくみ) 、一対 (いっつい)

解説

拍子木2本で「ひと組」「1対 (つい) 」といいます。

意味

①方柱形にけずった短い二つの木で、打ち合わせてカチカチと鳴らし、拍子をとったり、合図や夜回りの警戒などに用いたりするもの。ヒノキ、ホオなどで作る。ほうしぎ。

*玉塵抄〔1563〕四一「ここらに用ひゃうし木を打つれぞ」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Fioxigui (ヒャウシギ)」
*浮世草子・西鶴諸国はなし〔1685〕三・七「夜は油断なく、拍子木(ヒャウシギ)をならし」
*武家名目抄〔19C中か〕雑部・拍子木「大友興廃記云〈略〉拍子木をたたきかけ引の下知に勝利有て」
 
②銭二百文をいう江戸時代の駕籠舁(かごかき)などの符丁。
*洒落本・品川楊枝〔1799〕「弐百の事をひゃうし木、三百をがっしゃう」
 
③焼豆腐をいう、盗人仲間の隠語。〔日本隠語集{1892}〕
 
④沢庵漬をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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