ぼひょう【墓標/墓表】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

まれに「柱 (はしら) 」で数えることもあります。

意味

①墓石の裏面などに死者の俗名、履歴、没年月日、また墓の建立年月日や建立者名などを刻み記した文。
*箚録〔1706〕「已に墓表を書き已に行状を書ても、其人の一善にても記す可こと遺れば、甚恐て跡より書添」
*随筆・過庭紀談〔1768〕四「世上の墓表を見るに、孝子某建と書くべき所を、孝子の二字を憚りて、嗣子某建と書きし墓、いくらも有り」
 
②埋葬した箇所の目印に建てる石や木の柱。はかじるし。
*随筆・墳墓考〔1836頃か〕「卒塔婆は、もと亡者の追福の為に建つるものにして、墓表の義にはあらざりけれど」
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉巻外・五「母は墓地の一段低くなった片隅に猶新らしい墓標を指して」

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