ホール【hall】

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数え方(読み方)・単位

一間 (ひとま) 、一つ(ひとつ)、一堂 (いちどう)

解説

広間は「間 (ま) 」、コンサートホールなどの施設は「つ」「ホール」で数えます。「堂」は広く高い部屋や御殿を表す語で、文語で聖堂・礼拝堂・講堂・ホールなどを数えます。

意味

①洋風建築物で、入口の広間。また、多くの人が共同で使えるようになっている広間。
*遺言〔1900〕〈国木田独歩〉「準士官室に廻り〈略〉其からホールへ廻はった」
*黒潮〔1902〜05〕〈徳富蘆花〉一・一・四「其様な所に立話しないで、広間(ホール)へいらっしゃい」
*畜生塚〔1970〕〈秦恒平〉五「東京の或る百貨店のホールを飾る丈余の天女像であった」
 
②催し物や集会などを行なうのに用いる公会堂や集合所。会館。
*自由と規律〔1949〕〈池田潔〉スポーツマンシップということ「あるカレージのホールに、ジョージと呼ばれる老給仕人がいた」
*風にそよぐ葦〔1949〜51〕〈石川達三〉後・二二「公会堂や新聞社のホールなどで」
 
③「ダンスホール」の略。
*ひかげの花〔1934〕〈永井荷風〉一三「わたくしは初め新宿のホールでつゆ子と友達になり」
*薔薇一族〔1949〕〈小山祐士〉「今晩、浜のホールに行かない」

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