ほん【本】

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数え方(読み方)・単位

①一冊 (いっさつ)
②一点(いってん)
③一部 (いちぶ)
④一巻 (いっかん)
⑤一帙 (いちちつ)

解説

①「冊」は書籍・本を数える語です。

②作品や商品としては「点」で数えます。例:「今月、本を3点出版」

③本の発行部数や売上部数を数える場合は「100万部突破」のように「部」を用います。

④シリーズ本や続き物の本、百科事典は「巻」を用い、「第〜巻」といいます。

⑤「帙」は和装の書物を包む覆 (おお) いのことで、そこから帙に入れた書物や文書(主に和文)を数えます。

意味

①もとになるもの。書写されるもとの書物など、ある状況から転じて現在の姿に変わったものに対して、そのもとのものをいう。

*枕草子〔10C終〕七五・ありがたきもの「物語・集など書き写すに本に墨つけぬ」
*和泉式部日記〔11C前〕「宮の上御文がき、女御殿の御ことばさしもあらじ、書きなしなめりと本に」
 
②ならうべき規範、模範となるもの。手本。
*宇津保物語〔970〜999頃〕国譲上「孫王の君の御許にあめりし本どもを、いとわづらはしく書かせ給ふめりしが」
*源氏物語〔1001〜14頃〕若紫「やがてほむに、とおぼすにや、手習・絵などさまざまに書きつつ見せ奉り給」
*大鏡〔12C前〕二・実頼「凡何事にも有識に、御心うるはしくおはしますことは、世の人の本にぞ引かれさせ給」
*咄本・八行整版本昨日は今日の物語〔1614〜34頃〕「其方の顔が鬼瓦の本によいと思ふて見るといふ」
 
③さまざまある中で、すべて、その根元となるようなもの。基本。根本。もと。
*親鸞聖人消息〔13C中〕略本・五「凡夫のならひなれば、わるきこそ本なればとて、おもふまじきことをこのみ、身にもすまじきことをし」
*諸神本懐集〔1324〕本「本にあらざれば迹をたるることなく、迹にあらざれば本をあらはすことなし」
*曾我物語〔南北朝頃〕三・臣下ちゃうしが事「就中、諸国を治め給ふ事、理非を糺(ただ)し、情を旨とし、愍みをほんとし給ふべきに」
*中華若木詩抄〔1520頃〕上「悼の詩は、いかにも愚痴に立かへりて作るべきが本也」
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕四・三「人は正直を本(ホン)とする事、是神国のならはせなり」
 
④もっぱら、主たるものとして据えたり大事にしたりするもの。
*風姿花伝〔1400〜02頃〕六「この道は見所(けんしょ)をほんにする態(わざ)なれば、〈略〉幽玄を〓ぶ見物衆の前にては、〈略〉幽玄の方へは遣らせ給べし」
*天草本伊曾保物語〔1593〕犬と羊の事「ヒトニ アタヲ ナシタガル アクニンワ ケンペイヲfonto (ホント) シテ」
*浮世草子・好色一代男〔1682〕六・二「人に笑(おか)しがられ人に笑(わら)はるるをほんとする伝八も、この大夫様には、となづみぬ」

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