ホック【hook】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)

解説

洋服につける留め具のことで、「個」で数えます。ホック2個で「ひと組」と数えます。

意味

①)衣類などの合わせめを留める小さな鉤(かぎ)状の金具。鉤と、それを受ける部分とからなる。また、スナップのことをいう場合もある。
*老車夫〔1898〕〈内田魯庵〉「色の褪げた補綻(つぎ)だらけの筒袖(ずんど)の釣(ホック)を外して赤い胸毛の生へた黒い胸を突出し」
*家庭袋物細工全書〔1915〕〈中村興湖・村井秋翠〉「ホックは壺と疣との二つの部分から成立ち」
*頑な今日〔1963〕〈島尾敏雄〉「ブラウスのホックをひとつずつゆっくりはめていた」
 
②「かぎざお(鉤竿)」に同じ。
*暑中休暇〔1892〕〈巖谷小波〉三「艫に立て、ホック(鉤棹)で浅瀬を突き立て」

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