ほとけ【仏】

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数え方(読み方)・単位

一尊 (いっそん) 、一仏 (いちぶつ) 、一体 (いったい)

解説

1体の仏のことを「一仏 (いちぶつ) 」といいます。

意味

①仏語。仏陀のこと。釈迦仏・阿彌陀仏・薬師仏などすべてにいう。
*日本書紀〔720〕敏達一四年二月(前田本訓)「所祭(いはひまつ)りし仏(ホトケ)の神之心(みこころ)に祟れり」
*仏足石歌〔753頃〕「釈迦の御足跡石に写し置き敬ひて後の保止気(ホトケ)に譲りまつらむ捧げまうさむ」
*梁塵秘抄〔1179頃〕二・法文歌「ほとけはどこよりか出で給ふ、中天竺よりぞ出でたまふ」
 
②①の像。仏像。また、仏の画像など。
*万葉集〔8C後〕一六・三八四一「仏(ほとけ)造る真朱足らずは水たまる池田の朝臣が鼻の上を掘れ〈大神奥守〉」
*枕草子〔10C終〕八七・職の御曹司におはします頃、西の廂にて「不断の御読経あるに、ほとけなどかけ奉り」
*徒然草〔1331頃〕七二「いやしげなるもの〈略〉持仏堂に仏の多き。前栽に石・草木の多き」
 
③仏法。または、それを奉ずる仏教徒。
*栄花物語〔1028〜92頃〕初花「いはん方なく嬉しき事に内にもおぼしめして、律師になさせ給へればほとけの御験はかやうにこそと、羨しう思ふ類ども多かるべし」
*安愚楽鍋〔1871〜72〕〈仮名垣魯文〉初・序「仏徒家(ホトケ)の五戒さらんパア」

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