ほうじょう【法帖】

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数え方(読み方)・単位

一帖(いちじょう)

解説

手習い・観賞用に、有名な古人の筆跡を石刷りにした折り本のことで、「帖」で数えます。

助数詞・単位の「帖(じょう)」は、いくつかの平面的なものをつなぎ合わせて使うものを数えます。

意味

法帖とは、先人の筆跡または碑文などを習字の手本や鑑賞用に模写、臨写したもの。また、石または木に刻み、これを石摺(いしずり)にした折本。一種類の筆跡を刻したものを単帖といい、多くの人の筆跡を集めたものを集帖という。集帖としては中国、宋の淳化閣帖、明の停雲館帖、清の三希堂帖などが有名。墨帖。法書。
 
*授業編〔1783〕一「珍しき法帖とさへいへば財をおしまず」
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉外・五「東京に帰ったら早々法帖を買って手習を始めやうと決心した事」
*輟耕録‐六「此歴代法帖之祖」

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