ほうろく【炮烙/焙烙】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)、一台(いちだい)

解説

平たい土鍋 (どなべ) の一種で「枚」「台」で数えます。

意味

①あぶり焼くこと。
 
②中国古代に殷の紂王が行なった火あぶりの刑。銅柱に油を塗り、それを炭火の上にかけて罪人を渡らせ、火中に墜したというもの。また、その処刑台。炮格(ほうかく)。
*太平記〔14C後〕三〇・高倉殿京都退去事「妲己、あはれ炮烙の法とやらんを見ばやと思ふを、心に叶はぬ事にし侍る。と宣ければ」
*浮世草子・世間娘容気〔1717〕一「殷の紂王の后妲己(だっき)は慰につきて、炮烙(ホウラク)の法を見て目をよろこばしめ」
 
③「ほうろく(焙烙)」に同じ。
*俳諧・みつがしら〔1681〕「よい中も亀井片岡破(われ)になり〈賀子〉 むかしの剣いまの土鍋(ホウラク)〈西鶴〉」
*咄本・軽口へそ順礼〔1746〕二・一「去るかどを、ほうらくほうらくとうり来る」

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