ふ【麩】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一枚 (いちまい) 、一袋 (ひとふくろ)

解説

形状に応じて「個」「枚」で数えます。小売単位は「袋」。連なったものは「連 (れん) 」でも数えます。

意味

①小麦をひいて粉にするときに出る茶色の表皮の屑。洗い粉などとして用いる。ふすま。
*文明本節用集〔室町中〕「麩 フ 小麦皮也」
*説文解字‐五篇下・麦部「麩。小麦屑皮也、从麦夫声」
 
②小麦粉の中の澱粉を除いたあとの麩質または麩素といわれる蛋白質で製した食品。生麩(なまふ)と焼麩(やきふ)とがある。
*虎明本狂言・宗論〔室町末〜近世初〕「まん中にはふ、だいごのうどめ〈略〉種々様々の物を取り調えて下さるるところで」
*洒落本・風俗八色談〔1756〕三・艸休茶の湯乃事「料理は汁は切ずに菘(フ)を入れ、菜器に何やら刻み入たるが」
*暁月夜〔1893〕〈樋口一葉〉二「緋鯉に餌をやる弟君と共に、余念もなく麩(フ)をむしりて」

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