ふくろう/フクロウ【梟】

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数え方(読み方)・単位

一羽(いちわ)

解説

⇒とり(鳥)

意味

①フクロウ科の鳥のうち、頭上に耳状の突き出した羽毛を持たないものの総称。ミミズクに対する語。ふくろ。フクロウ科の学名はStrigidae 《季・冬》

*大智度論平安初期点〔850頃か〕一六「蟻(あり)・螻(けら)・(フクロフ)」
*本草和名〔918頃〕「自 一名梟〈略〉和名布久呂布」
*源氏物語〔1001〜14頃〕浮舟「ふくろふの鳴かんよりも、いと、物恐ろし」
*山家集〔12C後〕下「山ふかみけぢかきとりのおとはせで物おそろしきふくろふのこゑ」
*俳諧・七番日記‐文化八年〔1811〕一〇月「梟のむくむく氷る支度哉」
*博物図教授法〔1876〜77〕〈安倍為任〉二「鴟鶚(フクロウ)は性甚だ角鴟(みみづく)に似たり。其声喚ぶが如し。故に人之を忌む。養て馴れ易し」
 
②フクロウ科の鳥。全長約五〇センチメートル。頭部はきわめて大きく、顔はほぼ円形。頭上に耳状の羽はない。くちばしは短くて太い。顔は灰白色、背面・腹面はともに灰白色の地に褐色の縦斑がある。額と背の上方は褐色を帯びる。ユーラシア北部に広く分布し、南は四国、九州まで達する。昼は森林の木のこずえで眠り、夜活動してノネズミ・ウサギ・小鳥などを捕食。学名はStrix uralensis

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