ふんどし【褌・犢鼻褌】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一本(いっぽん)

解説

ふんどし以外に何も身につけていない状態を口語で「ふんどし一丁」といいます。

意味

①男子の陰部をおおい隠す布。ふどし。とうさぎ。はだのおび。したおび。まわし。
*日葡辞書〔1603〜04〕「Fundoxi (フンドシ)」
*俳諧・西鶴大矢数〔1681〕第一八「蓬の嶋へ渡ってきたりゃこそ ふんどしかいた鬼を見ました」
*浮世草子・好色一代男〔1682〕八・二「日外(いつぞや)とらしたる緋綸子の犢鼻褌(フンドシ)かかせ」
 
②女子の腰巻。
*雑俳・柳多留‐三〔1768〕「ふんどしはどうだと禿まくられる」
*青年〔1910〜11〕〈森鴎外〉六「女は襷がけで裾をまくって〈略〉鼠色になった褌(フンドシ)を出してゐる」
 
③相撲の化粧まわし。
*雑俳・柳多留‐一三〔1778〕「大きな男ふんどしをねだる也」
*雑俳・柳多留拾遺〔1801〕巻一二上「ふんどしを故郷へかざる角力とり」

④蟹(かに)の腹部。
*咄本・昨日は今日の物語〔1614〜24頃〕上「振舞にかにをいださう。構いてふんどしをはづしてまいれ」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)