数え方(読み方)・単位
- 一艘 (いっそう) 、一隻 (いっせき)
- 一艇 (いってい)
- 一葉 (いちよう)
- 一杯 (いっぱい)
解説
- 使い分けに厳密な区別はありませんが、「艘(そう)」の方がボートなどの小型の船に用いられるのに対し、「隻(せき)」は大型の船(タンカーや客船など)を数える傾向があります。
- 競技用ヨットやボートは「艇(てい)」で数えます。ヨットレースの艇は習慣的に「杯(はい)」で数えます。
- かつては詩文では小舟を「葉(よう)」でも数えました。
- 船はふくらんだ胴体を持っているため、「杯」で数えることもあります。例:「黒船4杯来航」
意味
水の上に浮かべ、人や荷物をのせて水上を渡航する交通機関。ふつう木材または鋼で中を空洞に造るが、近年小型船は合成樹脂とガラス繊維とで造るものが多い。