ふすま【襖】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

まれに「領 (りょう) 」「本」で数えることもあります。

意味

①「ふすましょうじ(襖障子)」の略。《季・冬》
*浮世草子・本朝桜陰比事〔1689〕四・九「必ず気遣ひなされなと、ふすまを引きあくれば」
*随筆・嬉遊笑覧〔1830〕一上「ふすま障子といふよしは、衾をひろげたらむやうに張たる故なり。〈略〉衾障子も、今はふすま、又ただ唐紙にて通用す」
*人情本・英対暖語〔1838〕三・一四章「烏は山中にて追迫られ、岩石の罅(フスマ)にかくれ入て出ざれば」
*火の記憶〔1948〕〈加藤楸邨〉大陸行以前「聴き澄ます霙襖の奥のこゑ」
 
②「あお(襖)」に同じ。
*堤中納言物語〔11C中〜13C頃〕よしなしごと「それならでは、ただの袙、ふすま、せめてはならば、布の破襖にても」

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