ふうりん【風鈴】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

意味

①金属・ガラス・陶器製の小さな鐘の形をしたもので、中に風受けの羽、短冊などをつけた舌が下がっており、風に吹かれると快い音を発するもの。風鐸。風琴。ふうりょう。ふりょう。《季・夏》

*書言字考節用集〔1717〕七「風鈴 フレウ フウリン 一名簷鈴。又云風箏。見〔詩格註〕」
*洒落本・風俗問答〔1776〕「風鈴(フウリン)の音は蕎麦と知れ」
*五百句〔1937〕〈高浜虚子〉昭和八年「風鈴の音に住ひをる女かな」
 
②「ふうりんそば(風鈴蕎麦)」の略。

*雑俳・川柳評万句合‐天明三〔1783〕梅二「そじゃう箱かかへふうりん喰て居る」
*歌舞伎・四天王楓江戸粧〔1804〕五立小幕「殊の外空腹だ、見れば爰に風鈴がゐる」
 
③囲碁で、井目(せいもく)でも勝負にならないために、さらに三々の点に石を置くこと。また、その石。ふつうは四隅に置くが、時には三隅ぐらいにする時もある。転じて、碁の技量が非常に低いこと。
*モダン新用語辞典〔1931〕〈小島徳彌〉ゲーム「風鈴(フーリン) 囲碁用語。極く初歩で、聖目でもまだ打てない時代、聖目の上に更に二三のところに一つづつあだかも風鈴の如く置くのである」

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