カルタ【carta/骨牌/歌留多】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一組 (ひとくみ)

解説

カルタ札 (ふだ) は「枚」、セットにまとまったものは「組」で数えます。
⇒トランプ

意味

①遊びまたはばくちに使う、絵や文字を書いた長方形の札。絵や短歌に合わせてこの札を取り、その取った数によって勝負をきめる。種類は多く、いろはガルタ、うたガルタ、西洋カルタ(トランプ)、ウンスンカルタ、はなガルタ(花札)、むしゃガルタなどがある。現在では、いろはガルタ、うたガルタ、または、はなガルタをさす。牙牌(がはい)。《季・新年》

*仮名草子・仁勢物語〔1639〜40頃〕下・六五「御楊枝・かるたなど包み書きつけて」
*随筆・遠碧軒記〔1675〕下・三「今世に流布のかるた、中華にては骨牌と云ふ〈略〉かるたと云詞は南蛮の詞なり」
*浮世草子・本朝二十不孝〔1686〕三・二「ある時小家にあつまり賀留多(カルタ)の勝負をはじめける」
*風俗画報‐一三二号〔1897〕遊芸門「童男と童女とが尤も楽み喜ぶものは紙鳶、歌留多(カルタ)と追羽子、手鞠なり」
*桑の実〔1913〕〈鈴木三重吉〉一「女づれの西洋画家と、つれの一人とがまだカルタを引いてゐた」
*或る女〔1919〕〈有島武郎〉後・三三「世の中は加留多(カルタ)を裏返したやうに変ってゐてはくれなかったのだ」
 
②(形が長方形であるところから)たんす、高野豆腐などをいう、てきや・盗人仲間の隠語。〔日本隠語集{1892}・隠語輯覧{1915}〕

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