カクテル【cocktail】

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数え方(読み方)・単位

一杯(いっぱい)

解説

グラス・ジョッキ・盃 (さかずき) に注いだ酒は「杯 (はい) 」で数えます。
⇒酒(さけ)

意味

①ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒にリキュール類、果汁、シロップ、氷片などを加え、振りまぜるか、かきまぜるかして作った飲み物。混合酒。

*あめりか物語〔1908〕〈永井荷風〉夜半の酒場「給仕人(ウエーター)を呼ぶと、女はカクテールをと命じた」
*痴人の愛〔1924〜25〕〈谷崎潤一郎〉二「女の飲むやうな甘いコクテルを拵へて貰って」
*泥濘〔1925〕〈梶井基次郎〉二「混合酒(カクテル)をつくってゐるのを見てゐる。種々な酒を一つの器へ入れて蓋をして振ってゐる」
*波〔1928〕〈山本有三〉子・三・一七「コクテールを一杯飲んで」
 
②種類のちがった、幾つかのものが混じり合ったもの。

*モダン用語辞典〔1930〕〈喜多壮一郎〉「カクテール Cocktail 英〈略〉最近では一般に『エロとグロとナンセンスのカクテール』などと、混合されたものを指す代名詞となってゐる」
*在りし日の歌〔1938〕〈中原中也〉冬の夜「犬のみ覚めたる冬の夜は 影と煙草と僕と犬 えもいはれないカクテールです」
*耳学問〔1956〕〈木山捷平〉「英語とロシヤ語をカクテルにしてつかったのである」

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