カーブ【curve】

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数え方(読み方)・単位

①一本(いっぽん)、一つ(ひとつ)
②一球 (いっきゅう) 、一個(いっこ)、一つ(ひとつ)

解説

①曲がった道は「本」「つ」で数えます。

②野球の投球を数える場合、「2球続けてカーブ」のようにいいます。「カーブ3{個|つ}」とも数えます。

意味

①曲線。
*明六雑誌‐二三号〔1874〕内地旅行〈西周〉「一つの曲線(カーブ)を引いたことは」
*一ツの脳髄〔1924〕〈小林秀雄〉「峠を越すと道は海に沿うて緩やかなカーブを作る」
*紋章〔1934〕〈横光利一〉一「大きくカーブを描いて自動車が鳴り出すと」
 
②(─する)曲がること。また、道などの曲がっている所。
*厄年〔1911〕〈加能作次郎〉二「カーブした線路」
*野ざらし〔1923〕〈豊島与志雄〉一「電車が坂道のカーヴを通り過ぎて」
*夜ふけと梅の花〔1925〕〈井伏鱒二〉「電車が急にカアブして」
*風媒花〔1952〕〈武田泰淳〉一一「カアブを切る自動車のタイヤのきしみ」
 
③野球で、投手の投球が投手の利き腕の逆の方向に曲がること。また、その球。曲がりながら大きい落差で落ちる場合を、特にドロップということがある。曲球。
*新式ベースボール術〔1898〕〈高橋雄次郎〉六・三「上手な投手は、故意に途中から曲がる、魔球(即ち『カーブ』)と云ふ奴を投げて、敵に打(うて)ぬ様にする」
*海底軍艦〔1900〕〈押川春浪〉一八「鉄の様な腕から九種の魔球(カーブ)を捻(ひね)り出す工合は悽まじいもので」
*学生時代〔1918〕〈久米正雄〉選任・一「スピードとカーヴとコントロールの三拍子を兼ねた投手」

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