がいねん【概念】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)

解説

意味

①個々の事物から共通な性質を取り出してつくられた表象。内包(意味内容)と外延(適用範囲)とからなり、名辞と呼ばれる言語によって表わされる。
*致知啓蒙〔1874〕〈西周〉上・五「神てふ念は吾人如何にも其外形内質を、尽すへき由あらねと、唯宇宙の主宰として、万有の元始たるを、知る耳、〈略〉こは、度量観〔quantity 〕に就て、概念〔notion 〕といひ」
*哲学字彙〔1881〕「Begriff 概念」
*哲学階梯〔1887〕〈今井恒郎訳〉一・八「観念は覚性に因て得、概念は悟性に因て得らる」
 
②言葉であらわされる大まかな意味内容。
*追儺〔1909〕〈森鴎外〉「抒情詩と戯曲とでない限の作品は、何でも小説といふ概念の中に入れられてゐるやうだ」
*西行〔1942〕〈小林秀雄〉「出家とか厭世とかいふ曖昧な概念に惑はされなければ、一切がはっきりしてゐるのである」

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