がいとう【外套】

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数え方(読み方)・単位

一着 (いっちゃく)

解説

⇒コート

意味

①防寒、防雨のため、衣服の上に着る衣類。オーバーコート、マント、二重まわしなどの類。《季・冬》
*江戸繁昌記〔1832〜36〕初・富沢坊の旧着市「外套(〈注〉ハヲリ)の殊に長きは、必ず是れ塩冶判官が旧着」
*あひゞき〔1888〕〈二葉亭四迷訳〉「主人の着故るしめく、茶の短い外套をはをり、はしばしを連翹色に染めた、薔薇色の頸巻をまいて」
*虚子俳句集〔1935〕〈高浜虚子〉昭和七年一二月「外套と帽子と掛けて我のごと」
 
②ものの外側をおおうもの。
*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉二・三九「窯内に磁器をいるるには、堅泥を以て外套を造る」
 
③「がいとうまく(外套膜)」の略。
*動物小学〔1881〕〈松本駒次郎訳〉下・軟殻類「軟殻類は亦一の無頭類にして外套は堅殻をなさず」
 
④昆布をいう盗人仲間の隠語。外套の切れ。〔隠語輯覧{1915}〕

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