がっき【楽器】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一管 (いっかん) 、一挺 (いっちょう) 、一丁(いっちょう)、一面(いちめん)、一台(いちだい)

解説

一般的な管楽器は「本」で数えますが、笛・笙 (しょう) ・尺八などは「管」でも数えます。ギターなどの弦楽器は「本」で数えますが、弓や撥 (ばち) を持って演奏するバイオリンや三味線などは「挺(丁)」で数えます。三味線は慣習的に「棹 (さお) 」でも数えます。また、エレキギターは「台」でも数えます。琴や琵琶 (びわ) は「面」、床に置いて演奏する大形の楽器(ハープ・ティンパニ・ピアノなど)は「台」で数えます。ピアニカやアコーディオンなどは「台」で数えます。

意味

音楽演奏のために用いる器具。弦楽器、管楽器、打楽器、鍵盤楽器などの総称。発音の仕方で体鳴・膜鳴・気鳴・弦鳴・電鳴楽器などに分類される。

*西大寺資財流記帳‐宝亀一一年〔780〕一二月二五日(寧楽遺文)「音声菩薩廿二躯 各居高二尺五寸、坐高一尺六寸、持雑楽器」
*霊異記〔810〜824〕上・五「和泉の国の海中に楽器の音声有り、笛箏琴箜篌等の声の如く、或るは雷(いかづち)の振動するが如し」
*宇津保物語〔970〜999頃〕吹上下「よろづの楽器ども、金(こん)・瑠璃(るり)をみがきととのへて」
*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉二・二七「此日は楽器の機関を押へて、楽を調すること二曲、一楽師の手にて調する所、殷殷として大音律を発して堂に充つ」

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