がっこう【学校】

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数え方(読み方)・単位

一校(いっこう)

解説

小学校・中学校・高校は「校」で、塾や予備校も「校」で数えます。幼稚園は「園」でも数えます。大学は「大学」でも数えます。

意味

一定の設備と方案によって、教師が児童、生徒、学生に継続的に教育を施す所。日本では近江朝に始まり、大宝令で制度化された。その後、時代により変遷し、現在は、教育基本法、学校教育法などで設立、運営されている。学校教育法では小・中・高等学校、大学、短期大学、高等専門学校、盲学校、聾(ろう)学校、養護学校、幼稚園をいい、料理学校などの各種学校はこれに含めないが、通称としては各種学校も含めて広く用いられている。学院。学黌(がっこう)。学校所。

*応永本論語抄〔1420〕学而第一「十五より大学の学校に入て書伝を学ぶ」
*大学垂加先生講義〔1679〕「さて王公の高位の子弟も庶人の賤きも一つ学校にごたまぜに入ると云ことにてはなし」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕残・六八回「国に学校(ガクコウ)を置て、和漢の文章に乏しからず」
*太政官布告第二一四号‐明治五年〔1872〕八月二日「才芸を長ずるは学にあらざれば能はず。是れ学校(ガクカウ〈注〉がくもんじょ)の設(もうけ)あるゆゑんにして」

語源

大宝令で、中央に大学、地方に国学が置かれ、官吏を養成した。平安初期には、藤原氏の勧学院、和気氏の弘文院、空海の綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)などの私学が生まれ、平安中期以後は、官吏の世襲により学校は衰えたが、中世に北条実時の金沢文庫、上杉憲実の足利学校が開かれた。禅宗寺院の塾は寺子屋の源流になり、江戸幕府は昌平黌をはじめ、専門学校を設立した。

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