がんもどき【雁擬き】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一丁 (いっちょう)

解説

「丁」はもともと豆腐の数え方で、がんもどきを数えるのにも用います。
⇒とうふ(豆腐)

意味

豆腐の加工品の一種。豆腐を崩した中にこまかく切った野菜、昆布などを入れて油で揚げたもの。古くは、こんにゃく、麩(ふ)などを油で揚げたものを称した。京阪地方では飛龍頭(ひりょうず)。がんも。

*俳諧・うたたね〔1694〕「僧の喰う名に罪抜ぬ雁(がん)もどき」
*志不可起〔1727〕「料理に雁(ガン)もとき・兎もどき・狸もどきなど云は、本の物より増たりと戻(もどく)の義か」
*随筆・守貞漫稿〔1837〜53〕二八「京坂にて『ひりゃうず』江戸にて『がんもどき』と云。雁戻也。〈略〉価八文十二文ばかり也」

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