ガスとう【ガス灯】

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数え方(読み方)・単位

一基 (いっき) 、一灯 (いっとう)

解説

据えてある場合は「基」で数えます。「灯」は電灯やガス灯などを数える語です。

意味

石炭ガス等の燃料用ガスを燃やして点火する灯火。青白い光を放ち、主に明治のころ用いられた。ガスライト。ガス電灯。

*航米日録〔1860〕四「夜に入り瓦斯燈を点ずれば、忽ち花と成、房中爛々たり」
*西洋事情〔1866〜70〕〈福沢諭吉〉初・一「千七百九十八年英国に於て初て瓦斯燈を用ゆることを工夫し」
*西洋道中膝栗毛〔1874〜76〕〈総生寛〉一四・下「瓦斯燈(ガストウ)の光やア、昼間のやうに明るいから、まだ宵の間の心持だが」
*たけくらべ〔1895〜96〕〈樋口一葉〉一一「四五軒先の瓦斯燈(ガストウ)の下を〈略〉とぼとぼと歩む信如の後かげ」
*妻〔1908〜09〕〈田山花袋〉一五「下宿屋がありますが、その裏で軒燈(ガストウ)が出て居りますから、すぐ解ります」

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