ガウン【gown】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

「着」で数えることもあります。

意味

長くゆったりと仕立てた上着。
 
①裁判官、大学教授などが正装として着るもの。
*諷誡京わらんべ〔1886〕〈坪内逍遙〉五「英吉利(イギリス)の社会に於ても、少し体裁をば要する折には、ガウンといふ者を被(き)ます訳です。ガウンは長上被(ながうはぎ)と称する者で、日本の僧服(ころも)などに似て居ますヨ」
*舶来語便覧〔1912〕〈棚橋一郎・鈴木誠一〉「ガウン 法衣、大学服。Gown (英)」
*ノリソダ騒動記〔1952〜53〕〈杉浦明平〉六「裁判長は絹の黒いガウンを着て、いつも裁判長席に腰かけたが」
 
②室内でくつろぐときに着る、ゆったりとした上着。寛衣。
*外来語辞典〔1914〕〈勝屋英造〉「ガウンGown (英)〈略〉戸内の略衣」
*放浪時代〔1928〕〈龍胆寺雄〉一・三「彼女は皮膚のやや荒い肉の締まった素脚(すあし)を長々と二本、寛衣(ガウン)の下へむき出して居た」
*あじさいの歌〔1958〜59〕〈石坂洋次郎〉明暗「幸吉は、起き上ってガウンをひっかけると」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)