かぶとむし/カブトムシ【兜虫/甲虫】

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数え方(読み方)・単位

一匹 (いっぴき) 、一頭(いっとう)

解説

希少・高価な昆虫は「頭」で数えることもあります。

意味

コガネムシ科の甲虫。体長約五センチメートル。形は長円形でよくふくらみ、体色は黒褐色で光沢を帯びる。雄の頭上には、先端が二またになったY字形の長い角がある。雌はやや小さく、角はない。三対のあしは強大で、歯状の突起がついている。幼虫は乳白色の円筒形で、堆肥(たいひ)や朽ち木にすむ。成虫は夏に現われ、サイカチ、クヌギの樹液を吸う。角の形が兜の前立に似ているところからこの名がある。本州以南に分布する。さいかち虫。学名は Allomyrina dichotoma 《季・夏》

*延宝八年合類節用集〔1680〕五「吉丁虫 カブトムシ」
*大和本草〔1709〕一四「かぶと虫 蛾に似て大なり。長さ角(つの)ともに二寸五分許、よこ八分許、頭下の角長八分」
*春と修羅〔1924〕〈宮沢賢治〉小岩井農場「おまけにあいつの翅ときたら 甲虫(カブトムシ)のやうに四まいある」

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