かいどう【街道】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

主要道路を総称して、「五 (ご) 街道」などのようにも数えます。 ⇒道 (みち)

広く道について、通常は「本」で数えますが、どこに通じるのか分からない小道、先が消え入りそうな野山の道や獣道 (けものみち) は「筋」でも数えます。町の整備された碁盤の目のような通りは「条」で数えます。人生の進路や進むべき選択にたとえた道は「つ」で数えます。「就職か進学か、2つに1つの道を選ぶ」
⇒道(みち)

意味

交通上主要な陸路。全国に通じる公道。大道。海道。
 
*謡曲・遊行柳〔1516頃〕「古道(ふるみち)とて、昔の街道をおん通り候ひしなり」
*俚言集覧〔1797頃〕「海道〈略〉陸路なれば街道の文字然るべしといふは一通りは道理のやうに聞こゆれども実は非にて私に充たる字也」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕残・六二回「かならずしも邇(ちかき)よりゆかんとて、街道(カイドウ)を走り給ふな」
*安愚楽鍋〔1871〜72〕〈仮名垣魯文〉二・下「先(まづ)街道(カイダウ)街道の大通りの分は依旧(そのまま)にして」

語源

「海道」「街道」の表記については、「諺草」が「今俗に陸路を海道と云はあしし。街道といはんが然らん」と論じ、それを挙例の「俚言集覧」が論評していることや古辞書類に「街道」が見えないこと等から、漢籍からの借用というよりは、書き換えによって出現した表記とするのが妥当と思われる。

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)