かいぎ【会議】

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数え方(読み方)・単位

一席 (いっせき) 、一つ(ひとつ)、一回(いっかい)、一度(いちど)、一会議(いちかいぎ)

解説

「席」は宴会や会合の場を表し、会議や会合を数える語です。開催数は、定期的に開催される見込みなら「回」を、不定期で次回が予告されない場合は「度」を用いる傾向があります。「会議」は文語で「フォーラムでは環境に関する3会議が開催された」のように用います。

意味

①(─する)会合して相談、議論すること。また、その集まり。
*南郭先生文集‐三編〔1745〕七・額田恭公世家略「小大之獄、宜会議断之」
*随筆・多波礼草〔1789〕一「ちゑある人も、ふと聞きては、さしておもひよりも侍らずといふべきほかやあるべき。これは会議に似たれど、その実は会議にあらず」
*五箇条の御誓文‐明治元年〔1868〕三月一四日「広く会議を興し、万機公論に決すべし」
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉二・一三「人衆夜中窃(ひそか)に会議し、隊伍を組みて、機器を壊破す」
 
②ある事項を評議するための機関。「日本学術会議」など。
 
③賭博の開帳をいう、博徒仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

語源

漢籍に典拠を持つ語であるが、今日のような一つの熟した名詞的表現ではなかった。日本では、江戸時代後期に例があるが、それ以前には例が見いだしがたい。しかし、挙例の「五箇条の御誓文」に用いられたことがきっかけとなり、近代社会で、ものごとの決定、実行における重要なプロセスとして急速に普及した。明治一二年(一八七九)六月四日の「読売新聞」には「近ごろは頻りに会議流行(はやり)で何でも会議会議と」と書かれるような状況であった。

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