かいごう【会合】

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数え方(読み方)・単位

一席 (いっせき) 、一つ(ひとつ)、一回(いっかい)、一度(いちど)

解説

「席」は宴会や会合の場を表し、会議や会合を数える語です。開催数は、定期的に開催される見込みなら「回」を、不定期で次回が予告されない場合は「度」を用いる傾向があります。「会議」は文語で「フォーラムでは環境に関する3会議が開催された」のように用います。
⇒会議(かいぎ)

意味

①相談、討議などのために人が集まること。その集まり。集合。寄り合い。

*平家物語〔13C前〕一・内裏炎上「大講堂の庭に三塔会合して上卿をとってひっぱらむとす」
*仮名草子・長者教〔1627〕「第一、銭勝負、女狂、諸会合、ちゃうじして、をしき物をうりて、ほしき物をかわずして」
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕続・四四回「その夜利勇等に会合(クヮイゴウ)し、まず間者(しのびのもの)を首里へ遣して」
*田舎教師〔1909〕〈田山花袋〉二六「学友会の大会に招かれて行く。〈略〉かくの如き会合に於て演壇に立ちしは初めてなれば」
*曹植‐七・哀詩「浮沈各異〓勢、会合何時諧」
 
②一つに寄り合うこと。一つに合わせること。交わること。また、めぐりあわせ。

*小学読本〔1873〕〈田中義廉〉四「二線以上の、互ひに会合するとき、相合ふ処に角度をなす」
*米欧回覧実記〔1877〕〈久米邦武〉一・五「数条の河水が、薩列明度(サクラメント)河に会合する衝に当りて」
*真理一斑〔1884〕〈植村正久〉五「若し之に反して上皮は此る目的のために設けられたるに非ず全く偶然の会合より起れることなりといはば」
 
③交合すること。性交。交接。会交。

*古今著聞集〔1254〕一一・四〇五「ま男して会合したる所などさまざまにかきて」
*名語記〔1275〕三「男女会合の事を房となづく」
 
④二個以上の同種の分子またはイオンが、通常の化学結合によらないで、一つの結合単位となる現象。
 
⑤ある惑星が、地球から見て太陽と同方向にある、すなわち、太陽と惑星の黄経が一致する時刻。また、そうなった状態。合(ごう)。

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