かいじゅう 【怪獣】

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数え方(読み方)・単位

一匹(いっぴき)、一頭(いっとう)

解説

物語や映画、漫画などに登場する空想上の生き物のことです。人魚・魔女・天狗 (てんぐ) ・天使など、人間的な性格を持つものは「人」で数えます。動物および動物をモチーフとしたもの、人間とはかけはなれたモンスターなどの怪物的な性格を持つものは「匹」「頭」で数えます。
⇒キャラクター

意味

正体不明の不思議なけもの。常識では考えられない能力をもっていたり、行動をしたりする動物。
 
*読本・椿説弓張月〔1807〜11〕続・四四回「いと軟弱と見えたる怪獣(クヮイジウ)、奮然として怒れる形勢(ありさま)、眼は百煉の鏡に朱を沃げるごとく、牙は千口の劔を逆に栽たるごとく」
*夜行巡査〔1895〕〈泉鏡花〉一「角燈あり、南をさして行く。其光は暗夜に怪獣(クヮイジウ)の眼の如し」
*明暗〔1916〕〈夏目漱石〉三三「広い谷を隔てて向に見える小高い岡が、怪獣(クヮイジウ)の背のやうに黒く長く横たはってゐた」

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