かじぼう【梶棒】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

①(舵棒)「かじづか(舵柄)」に同じ。
*和漢船用集〔1766〕一一・用具之部「柁柄(かちつか)又柁棒と云、取木とも言」
*歌舞伎・扇音々大岡政談(天一坊)〔1875〕二幕「有合ふ船のこはれの梶棒を取って追廻し」
 
②(梶棒)人力車、荷車などの前の部分に車を引くために取り付けた長い柄。かじ。
*油地獄〔1891〕〈斎藤緑雨〉八「車へ乗らうとして、気の惑(まど)ひか軾棒(カヂバウ)に躓き」
*たけくらべ〔1895〜96〕〈樋口一葉〉四「我れを頭に六人の子供を養う親も轅棒(カヂボウ)にすがる身なり」
*春景色〔1930〕〈川端康成〉三「庭には空馬車が梶棒を投げ出して、がっくりしてゐた」

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