数え方(読み方)・単位
一挺 (いっちょう) 一丁(いっちょう)、一門 (いちもん)
解説
火薬を用いて弾丸を発射する鉄砲などの兵器は「挺(丁)」で数えます。大砲は「門」で数えます。
意味
①火を入れる器具。火鉢の類。
②火薬の爆発圧力を使って弾丸を発射する兵器。銃砲。
*読本・近世説美少年録〔1829〜32〕一・三回「舶来新渡の火器(クヮキ)なれば」
*江戸繁昌記〔1832〜36〕三・永代橋「火器と舟具とは、異邦の長ずる所にして、短兵、陸戦は、我之に勝れり」
*文明論之概略〔1875〕〈福沢諭吉〉四・八「又此時代には火器の用法漸く世に弘まり」
*将来之日本〔1886〕〈徳富蘇峰〉六「常備軍の創始と火器の発明とは、其時代を問へば、殆ど同時とも云ふ可く」