かく【核】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一つ(ひとつ)、一発(いっぱつ)

解説

物事の中核は「つ」、細胞の核は「個」で数えます。核兵器は「個」「発」で数えます。

意味

①生物の細胞の中心にある球形の小体。核膜に包まれ、内部を満たす核液中には染色糸と一個または数個の仁がある。核分裂によってふえ、分裂時には種々の形態をとる。細胞の生活機能の中枢であるとともに遺伝のにない手でもある。
*医語類聚〔1872〕〈奥山虎章〉「Cytoblast 核」
*想実論〔1890〕〈石橋忍月〉五「皮を貫き核に至り人類の微を発して」
 
②果実の種子を保護している堅い部分。果実の内果皮が硬化したもの。ウメ、モモなどの種子の類。さね。たね。
*色葉字類抄〔1177〜81〕「核 カク サネ 子中之骨也桃李皆有核」
*植物学語鈔〔1886〕〈松村任三〉「Putameun, Sane, Kaku 核」
 
③物事の中心。急所。核心。
*黒い眼と茶色の目〔1914〕〈徳富蘆花〉五・三「事実の核(カク)を蔵(かく)しても、兎に角半分の話は済んだ」
 
④真珠の養殖で、母貝の体の中に入れる小球。貝殻が用いられる。
 
⑤原子核。また、核兵器。「核の持ちこみ」「核融合」
 
⑥地球の中心核。地球内部の約二九〇〇キロメートル以上の深い部分。外核と内核に分けられる。

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