数え方(読み方)・単位
一灯(いっとう)、一個(いっこ)
解説
据えて使う場合は「基」でも数えます。
意味
四面をガラスで張った四角形の灯火。軒先に出したり、道を歩くのに提げたりする。ランタン。
*東京日日新聞‐明治一六年〔1883〕七月四日「巡査の角燈携帯は暗夜たるも随意なりしが」
*花間鶯〔1887〜88〕〈末広鉄腸〉上・六「己アお前の様に角燈(カクトウ)の光りには驚かないが」
*別れ霜〔1892〕〈樋口一葉〉六「角燈(カクトウ)の光り雪に映じ」
*自然と人生〔1900〕〈徳富蘆花〉自然に対する五分時・四ツ手網「されば小屋には弁当、火鉢、煙草入、角燈(カクトウ)」