かもつ【貨物】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一箱 (ひとはこ) 、一荷 (いっか)

解説

「荷」は人間が肩にかつげる程度の大きさの荷物を数える語です。

意味

①品物。荷物。かぶつ。
*浮世草子・好色一代男〔1682〕八・四「貨物(ク〓モツ)取に長崎へ下る人に、我も跡よりのおもひ立のあるのよし」
 
②貨車、トラックなどで運搬、輸送する物資。鉄道便では、貨車、貨物列車で運ぶ物だけをいい、手荷物、小荷物、郵便物は除かれる。
*収穫〔1910〕〈前田夕暮〉上「壕端の貨物(クヮモツ)おきばの材木に腰かけて空をみる男あり」
 
③「かもつれっしゃ(貨物列車)」の略。
*機関車に巣喰ふ〔1930〕〈龍胆寺雄〉「別な貨物がまた反対の側から、〈略〉ノロノロとやって来た」

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