かさ【笠】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一蓋 (いちがい)

解説

「蓋」は笠などの、上からかぶせるものを数える語です。

意味

雨や雪を防ぎ、また日光をさえぎるために頭にかぶるもの。上代から菅(すげ)を編んで作ったものが多く用いられたが、その他、材質、形は種々のものがある。あみがさ。かぶりがさ。
 
*日本書紀〔720〕神代上(兼方本訓)「素戔嗚尊、青草(くさ)を結束(ゆ)ひて笠(カサ)蓑(みの)と為(し)て宿(やと)を衆神(もろかむたち)に乞(こ)ふ」
*万葉集〔8C後〕七・一二八四「橋立の倉椅川(くらはしがは)の川のしづ菅わが刈りて笠(かさ)も編まなく川のしづ菅〈人麻呂歌集〉」
*源氏物語〔1001〜14頃〕須磨「『ひぢがさ雨』とか降りきて、いとあわたたしければ、皆帰り給はむとするに、かさもとりあへず」
*浄瑠璃・五十年忌歌念仏〔1707〕下「むかひ通るは清十郎じゃないか、笠がよくにた、すげがさがよくにた笠が」
*紅毛雑話〔1787〕付録「氈笠(カサ)〈蛮名ウート〉ベイフルといふ獣の毛にて造る、黒白褐色の物あり、縁は金銀の笹縁を懸たるものあり、又懸ざるもあり」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)