かし【歌詞】

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数え方(読み方)・単位

一番(いちばん)

解説

意味

①詩歌のことば、文句。また、詩。
*四河入海〔17C前〕一九・一「王勝之が妓女どもが、我が歌詞を歌ぞ」
*夜航余話〔1836〕上「逢は別の始と云る諺も、『合者離之始、楽兮憂所〓伏』とあるに因(よる)なり。当時歌詞に用たるは、挙数るに遑(いとま)あらず」
*真理一斑〔1884〕〈植村正久〉七「ダンテは己れが深く感銘せる未来世の信仰を歌詞に発表して欧洲第一の詩篇を著述し」
 
②一首としてまとまった歌のことば。ひとまとまりの和歌をいう。
 
③歌曲、歌謡曲、歌劇などの、ふしをつけて歌うためのことば。
*青春〔1905〜06〕〈小栗風葉〉春・一「歌詞も曲譜も然程の物では無いが、静かなオルガンの音と、優しい肉声と相伴って」
*雲は天才である〔1906〕〈石川啄木〉一「云はば校歌といった様な性質の一歌詞を作り、そして作曲した」
*大道無門〔1926〕〈里見〉白緑紅・一「戯作者気質の文人、武内夢仙に歌詞(カシ)を頼んで、〈略〉杵屋某の節付、鰕蔵自身の振附で、兎に角ひと通り纒まったのは」

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