かわ【川・河】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一筋 (ひとすじ) 、一条 (いちじょう) 、一流れ(ひとながれ)、一河川 (いちかせん) 、一河 (いちが)

解説

通常は「本」で数えますが、小さな川は「筋」「条」「流れ」などで数えることもあります。「条」は枝分かれしているさまを表す語です。治水の対象となる川や水害にあった川の数は「河川」で数えます。「河 (が) 」は「一河 (いちが) 」の形で、「一河の流れを汲 (く) むも他生 (たしょう) の縁」のように用います。

意味

①地表に集まった水が、傾斜した陸地のくぼんだ所を流れるもの。

*古事記〔712〕下・歌謡「隠国(こもりく)の 泊瀬(はつせ)の賀波(カハ)の 上つ瀬に 斎杙(いくひ)を打ち」
*万葉集〔8C後〕五・八五五「松浦河可波(カハ)の瀬光り鮎釣ると立たせる妹が裳(も)のすそ濡れぬ〈大伴旅人〉」
*土左日記〔935頃〕承平五年二月九日「ふねひきつつのぼれども、かはのみづなければ、ゐざりにのみぞゐざる」
 
②(親子三人が「川」の字に寝るさまからいうか)幼児をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕
 
③数量を表わす隠語。

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