かざみ【風見】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

風向きを知る器具のことで、「台」で数えることもあります。

意味

①風の方向、強さなどを見ること。
 
②風圧によって回転するように装置されたもので、その回転のさまを見て風の方向を知る道具。屋根や船中に設ける。古くは鳥獣の形、紋所、唐草模様などの板状のものを長い棒の先などにつけたが、現在は矢印のものが多い。風向計。風信器。風見車。風守(かざも)り。かざきり。かざじるし。かぜじるし。

*談義本・根無草〔1763〜69〕前・二「暑(しょ)はいつよりも強、風見は作り付けたるがごとく、草は画るに似たり」
*雑俳・柳籠裏〔1783〜86〕四月三日「柳を植てから風見はいらぬ也」
*桐の花〔1913〕〈北原白秋〉春を待つ間・冬のさきがけ「夜をこめて風見(カザミ)のきしりさびしさの身に染む空となりにけるかな」

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