かざん【火山】

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数え方(読み方)・単位

一座 (いちざ) 、一峰 (いっぽう) 、一山 (いちさん) 、一岳 (いちがく)

解説

高い火山を数える場合は「座」、連なった火山群を数える場合は「峰」、景勝地や登山地として有名な火山は「山」「岳」で数えます。
⇒やま(山)

意味

地下深所に存在するマグマやその生成物が、地殻の割れ目や弱い部分に沿って地表に噴出し、溶岩などの噴出物が堆積してできた山。活火山とそれ以外の火山に分けられる。→活火山。
 
*窮理通〔1836〕二「火山は地中の暖質蓄積し、旁近の然る可きの物を得て火を発す」
*和英語林集成(再版)〔1872〕「Kuwasan クヮサン 火山」
*地理初歩〔1873〕〈文部省編〉七「山の頂上又は山背に穴ありて、不断火烟を吹き出すを、火山と云ふ」
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉六・一「降り埋む雪の下に火山の情は燃ふるが如く」

語源

漢籍に出典を持つ語だが、近代的地質学の知識が浸透するまで、例えば、挙例の「地理初歩」に見えるように、「火山」が意味するところは、専ら活火山に相当するものであった。成因に基づいた、広い意味での火山の記述に至るのは、一九二一年の「言泉」の頃から。

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